ドレスの価格ってどうしてこんなに違う?



【ベージュのドレスはなぜコスパが良いか】

もともとブライダルプロデュースがメイン業務として始まったベージュですが、あるお客様との打ち合せの時に___________、


「どうしてドレスって30万円以上もするのですか?」


・・という素朴な質問をいただきました。

その言葉がきっかけで ドレスの事を真剣にスタッフで調べはじめ、今 何故プロデュースをメインにしていたベージュがウェディングドレスを取り扱うようになったか、またそのドレスの価格の違いをお話ししたいと思います。



ベージュでは、それまでは「結婚式場と同じようなオペレーション」で、プロデュースのお客様のご予約をいただいてから提携衣装店さんをご案内していました。

そんなドレスの事を調べているうちに、同じブライダル業界で活躍する方から、リーズナブルでありながら 素材とデザインが良いドレスアトリエさんをご紹介いただき、お話を聞かせていただくことに。

そのアトリエさんが扱うウェディングドレス は、高級サテン生地のドレスが15万円前後!
しかも 花嫁様の体型に合わせて新品を作成するカスタムオーダードレス!
当時の私たちは衝撃的な驚きでした。

半信半疑でアトリエさんを尋ねたところ____

・素材のクオリティが高い
・従来の衣装店さんには扱っていない大人花嫁様に人気のシンプルなデザイン
・多少のデザイン変更もOK
・身長やヒールの高さに合わせて丈を調整
・ジャストサイズで作成するので 背中のデザインが編み上げ仕様でなくくるみボタンやファスナーで美しい
・アトリエで縫製しているので丁寧な仕上げ


アトリエさんにドレスの基本知識などを勉強させていただき、なんとかドレスを扱うことが可能となりました。



一般的にウェディングドレスは、4つのパターンでレンタル・販売されてます。

① フルオーダードレス

デザイナーさんと打ち合わせをして 型紙を起こし、イメージに合う生地を購入する
、、オンリーワンドレスを希望するこだわりの方向けで価格も30万円〜が平均的です。


② 既製デザインのレンタルドレス

これが 一番多いパターンで、ほとんどの衣装店が扱うドレスです。
むかーしからあるドレスメーカー(問屋)が 年に2回ほどの展示会を開催して衣装店へ販売。
色々なところを経由すること、やたら芸能人やアパレルメーカーの名前をブランドのようにしてドレスを作成するので その分のロイヤリティなど、中間マージンが多くかかり、さらに衣装店さんが提携会場へ高額なマージンを支払う分も含めるため 最終的な販売価格が高くなっている。
平均的なレンタル金額は35万円前後


③ ダイレクト仕入れのドレス

日本の衣装店のレンタルドレスがあまりに高いと感じた方が 独自の仕入れルートを確保し、中国などの海外から直接買い付けて販売するドレス。
デザイン性はトレンドを取り入れているので「そこそこのドレス」「質よりデザイン」という方が購入・レンタルしている。
平均価格は10万円〜20万円

④ ネット販売

ネット上で直接オーダーして、購入者へ直接届くシステム。
店舗がない分 コストを抑えられるが、全てのドレスがドレス専門工場が作成しているわけではない場合もあり サイトで見たデザインやカラーではない場合やサイズ違う事もしばしばあり、トラブルも多い。
平均価格は2万円から3万円


それでは、ベージュが扱うドレスとは______________

ベージュのドレスは、②を除いた①③④の良いところだけを兼ね備えたドレスメーカーさん、ドレスアトリエさんと提携したことから、4万〜20万円以内の新品で花嫁様のお体のサイズを計った上でジャストサイズのドレスをレンタル・販売しています。

それは、信頼あるデザイナーさん、メーカーさんとこまめに電話やお顔を合わせ、常にコミュニケーションをとっているからこそ低価格で上質なドレスをお客様に提供できるようにしています。

今の時代は コストを抑えるためにECサイトで容易にウェディングドレスも販売できますが、ベージュやドレスアトリエ、デザイナーさんが、一生に一度の大切な日に新婦様をより一層輝けるようにと 気持ちを一つにして 手間をかけながらもコストを抑えられる努力をしているからこそ 品質が良く、デザイン、そして価格をリーズナブルにおさえたドレスをレンタル・販売できるのです。



ウェディングドレスへの想いや価値観は、花嫁様それぞれ違います。
どれが良くてどれが悪いかという比較や料金の違いなども、等しい条件ではないことから一概に どれが良いかなどの判断はできないと思います。

自分の理想や予算、披露宴の出席者やご希望イメージに合わせて 上手くドレス選びできるように 今日の投稿が参考になればと願います。


0 コメント